ASUS eeePC901XのDドライブSSD交換(2010/11/28)

 このところ、ネットブックeeePC901XでCドライブの領域不足のメッセージが出る。そればかりではなく、それと関連していると思われるが、ディスプレイを閉じたときにスタンバイになるように設定してあるのが、スタンバイにならずに短時間(4時間くらい)でバッテリーが空になる。HDDがSSDなので4GBしか無く、とりあえず、不要と思われるソフトを削除したが、500MBくらいしか余裕が無い。後からインストールするソフトはDドライブ(8GB)にインストールするようにしているが、Windowsを再インストールして同時にインストールされるソフトをDドライブにインストールするようにしないとCドライブがすぐにあふれる。Cドライブの拡張が必要である。ただし、ハード的にCドライブを交換するのは、Dドライブを交換するより分解手順が複雑で、繊細な内部配線等を傷つける心配があるのであまりやりたくない。
 とりあえず、C¥Program FilesをDドライブにマウントする方法を試してみようと考えたが、更に調べてみたら、こんな方法もある。これはよさそうなのでこの方針で行くことにした。
 これに関連して、BIOSのバージョンが15**以降であることが必要とのことで、BIOSのバージョンを調べたら12**台であった。そこで、ネットでの教示通りASUSのサイトから最新のBIOSをダウンロード解凍してUSBに入れて、F2で、USBからアップデートしようとしたが、「USBが見つからない」というメッセージが出て進まない。ネットで調べてみたが対応策が無い。調べてみると、「Asus UPDATE」というユーティリティーがあり、これでもできるようなのでそれを試したらうまく行った。Dドライブ換装用のSSDを通販で注文した。(Amazon\10430)

 11月28日、ネットで注文していたSSD(FPM32GLSE)が届いたので、Dドライブの8GBをこれで置き換えた。これをやると自動的にこの32GBがCドライブになり、元のCドライブ(4GB)はDドライブになる。
 とりあえず、交換してリカバリーディスクを入れたDVDドライブをつないで電源を入れたが、WinXPが立ち上がる。理由はQuickBootの設定をしていたことによるらしい。ブートドライブの設定を変えるために、ESCキーをおしてもブートメニューにならない。F2も反応が変。いろいろやっても巧く行かない。以前にLinuxをインストールしてMBRが書き換わっていることも関係しているようだったので、Dドライブを元に戻して、電源ONしてすかさずF2を押してQuickBootを解除して、リカバリーディスクによりWinXPをクリーンインストールしてMBRを初期化したのち、Dドライブを交換して、再度リカバリーを行ったら巧く行った。
 現在はCドライブ32GB、Dドライブ4GB、Fドライブ(SDカード)8GBで、ユーザデータはFドライブあるいはEドライブ(USB)に入れる形にしてある。Eドライブは外付けHDD(320GB)もつなげるので、これで今の使い方なら多分HDD不足になることはなさそうである。
取り外したDドライブ(8GB)


「作る・修理する・改造する・壊す」に戻る