話題のパラゴンを聴きにあーでんに行ってきました。


日曜日の午前中だったので、私一人でシステムを独占状態で気持ちの良い一時を過ごせました。パラゴンは爽やかな音で鳴っていました。驚いたことは、私が30年くらい前に聴いたパラゴンの音のイメージがそのまま当てはまったことです。

聴いた曲は持参の「二つのチェンバロのための協奏曲BWV1061,平均律クラビア曲集第一巻より、1番(BWV846),7番(BWV852),ブランデンブルグ協奏曲2(BWV1047),3(BWV1048),4(BWV1049),5(BWV1050)番」

(知る人ぞ知る)JBLパラゴン
フロントロードホーンスピーカを一体型に
したものは、私の知る限りこのパラゴンだけである。
丸太のベンチの向こうの木製家具のようなもの。

パラゴンの外側に見えているタンノイのRHRは、まだ低音の処理が充分でないとのことでした。確かに、かなり低音がライブな部屋なので処理が難しそうです。「喫茶あーでん」の以前の写真にはこの喫茶店の名前の由来(と筆者が思っている)タンノイ社のアーデンというスピーカとこれもタンノイ社のオートグラフというバックロードホーン(実はフロントも非常に短いホーンが付いている)スピーカが写っていましたが、手狭になったので今はしまってあるそうです。

パラゴンの右側スピーカ
低音ホーン開口部:4角形の黒い部分
中高音用ホーンスピーカ:楕円の開口のホーン
高音用ホーンスピーカ:低音用ホーン開口部の中の四角の中で光っている

パラゴンの交換した低音用スピーカのコーン

パラゴン用システム(左上:CDプレーヤ,右中:コントロールアンプ,右下:パワーアンプ)

(多分)タンノイ用システム

湯布院にはもう一つ、山荘無量塔(むらた)という宿泊施設のバーに、カットオフ周波数が55Hzくらいの(多分ウェスタンエレクトリック社の)低音ホーンスピーカ(最低音はコーンスピーカと思う)を備えたシステムを備えたところもある。