NEC Lavie LL750/E 熱伝導グリス更新

2021/08/19

 
以前、冷却ファンの排気口を掃除したLavie LL750/Eだが、
そのとき、ヒートシンクとCPUの間の熱伝導グリスがカピカピになっていた。
塗布しなおしを考えていたが、今回グリスを購入して実施した。

LavieのCPUへのアクセスは簡単だ。バッテリーを外して、裏蓋を外すと直ぐにCPUのヒートシンクが見える。
ヒートシンクはバネ付きのネジでCPUに押し付けられていて経年変化や温度の影響を防止するようになっている。


このネジを外すだけではヒートシンクは外れず、隣の排熱ファンを外す必要がある。


排熱ファンを外す。


ヒートシンクを外した。CPUとヒートシンクのグリスはカビカビになっている。


CPUの表面とヒートシンクに付いていた古いグリスをプラスチック製のスクレーパーなどにより剥がした後、
柔かい紙で拭うと、CPUの表面は鏡面(テーブルの上の照明が映っている)になっている。



 新しいグリス。指サックとヘラとグリス拭き(写真には写っていない)が付属していた。
CPUとヒートシンクにグリスを押出してヘラで全面に伸ばした後、取り付けた。


グリス再塗布以前の温度を計っていなかったが、
CorTempというソフトを導入して計った結果、CPU温度は
大体40℃台であり、負荷が掛ると50℃台になる。グリス更新の
効果があったかどうかははっきりしないが、この温度なら問題ないと思う。

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