SANSUI AUα−507XR(2006/10/14)
知人から貰ったアンプ。


ご多分にもれず、スピーカリレーが接触不良。
そして、これもご多分にもれず、カバーが取れ難い。


というわけで、接点洗浄剤を注入するためカバーにドリルで穴をあける。
ところが、赤丸で囲んだ穴はドリルの刃がオーバーランして、
中の接点を破損した。曲がっているのが見える。


やむをえず、とりはずす。基盤のリレーの半田付け部分。


取り外したリレー。


カバーを強引に取り外してみると、端子が曲がっている。
4個の接点がマグネットの吸引により同時に接触するように
倍率の大きい虫眼鏡で確認しながら、少しずつ変形を修正する。
その後、接点洗浄剤を噴霧してテッシューでこすって汚れを落す。


後のためにカバーの本体との引っかけ部分を切り取って外し易くしておく。


リレーが付いていた部分を表から見ると。


元のように半田付けして完了。


テストしたところ、治っていた。ついでに出力ドリフトを測定したら、40mVほどあったので、調整して4mV程度にできた。このアンプは発熱が比較的少ないのでテレビ用にする。

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