ダイソー300円スピーカのユニットを使ったバックロードホーン

2021/03/06

懸案だったダイソースピーカユニットによるバックロードホーンを作って
みた。設計は適当。以前作ったFE103によるバックロードホーン
同様、コニカルホーンの縦続接続の形で、ホーン長は役1.4m。
空気室無しの1回折り返しで折り返し後の広がり率が少し大きい。


スピーカユニットの取付。ここで注意することは
ユニットとバッフルとの間に隙間ができないように
すること。筆者の場合、隙間ができそうなところは
接着剤を押し込んで固めてしまうという策を用いた。
ここに隙間があると、ホーンロードが掛からずに低音
がスカスカになる。


FE103バックロードホーンと並べてみた。
ダイソーユニットの小ささが際立つ。

音は大成功だ!ベースの音がまともに聴こえる。ピアノの
音が綺麗。能率も高くなっているようで大きな音で鳴らしても
うるさくない。5cmφのユニットから出ている音ではない。
ダイソーユニットでバックロードホーンを作った例は結構
見るが、ホーンスロートが大きすぎたり、ホーン長が短すぎ
たりしてまともにホーンロードが掛かっていなさそうなものが
多い。ちゃんと作ると結構まともな音がすることが証明された。
ただ、FE103のバックロードホーンと聴き比べると明かに
低音の厚みと音色、迫力、能率が違う。5cmφでは適わない。

「作る‥‥壊す」にもどる。
トップページにもどる。