トイレ水タンクのパイプ

2008/01/14

 家人から、「壁から引き込んでいるトイレの水道管の継ぎ目から水漏れをしているようだ。」との訴えがあり、夕方調べてみた。確かにわずかに漏れている。つなぎ目に弛みが出たのかと思い、スパナを持ってきて結合部分を増し締めしようとしたところ、結合部分が腐食していたらしく、ボロッとちぎれた!!。狭いトイレに水がほとばしり出る。止めようにもトイレの止水栓より前で割れているので、その場ではどうにもならない。大慌て(最近こんなに慌てたことは無い)で、屋外の水道メータの所に跳んで行き、蓋を開け(焦って、これに2,3回失敗した)て元栓を閉めた。トイレに戻ってみると、トイレの床に1cmくらい水が溜まっているし、天井までしぶきが飛んで天井からポタポタしずくが落ちている。幸いトイレの床は廊下の床よりも5cmくらい低いのでトイレの外には流れ出さないが、惨状にしばし呆然。我に返ってプラスチックのちりとりを取って来てそれで水を掬ってバケツに回収したらバケツ一杯あった。

取り外したパーツ。赤い円内がねじ部分がねじ切れたパイプ。

円内はねじ切れたねじ部分。

左側円内はねじ切れたねじ部分(反対側)。
右側のパイプ内部にもちぎれたねじ部分が残っている。

 そのままでは水道の元栓をあけられないので、壊れたパーツを交換する必要がある。しかし、屋外からの水道管の結合部の中には、引き込み管の折れ残ったネジ部分が残っている。一般に、これを取り除くのは不可能な場合が多い。もし、除去できない場合には業者を呼ぶしかない。かなり苦労したが幸い除去できたので、ハンズマンに行って部品を入手し、交換できた。終ったら既に22時を過ぎていた。

修理完了。引き込み部分のカバーを付ける必要があるが。

教訓:水道設備をいじるときは、何はともあれ元栓を閉めよ!



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