合宿練習(陣屋の村童夢館)
Summer training camp at "Jinya no mura"


2000/8/24

 2000年度合宿練習も、昨年と同じ上記施設で、
8月19日(土),20日(日)に掛けて行われました。


童夢館玄関には「大分第九練習会場」の掲示も張り出され
童夢館は大分第九に二日間、貸し切りになります。


受付準備完了


次々とメンバーがやってきて練習登録をします。


合唱練習が始まるまで、伴奏練習に真剣な佐藤麻実子先生。


合唱団員もほぼ集まりました。


いよいよ、練習の始まりです。今年は、第九に関する説明は無くとにかく練習です。
今年2月の日フィル第九の評判はかなり良かったらしく、
それを上回る良い演奏を。
言うのが宮本先生の目標のようです。

力いっぱいの1日目の練習が終わり、楽しい夕食。
まずは、村津事務局長の音頭で乾杯!

ビールがウマイッ!


少しアルコールも入って、陽気にピース!ピース!

食後はまた楽しい二次会へ。


今回は、オカリナ演奏グループ「ポコ・ア・ポコ」の
丸山益美さんのオカリナ演奏で始まりました。
オカリナの素朴で心休まる音色にしばしウットリ。

次は、

村津事務局長から「健康講和」と題してのお話。
ご自分の健康管理について、また栄養学、
お若い頃の死にそうになったお話とそれから立ち直られたお話など、
70歳を越えた今でも元気いっぱいの事務局長のならではの説得力があります。
中年以上もかなりいる本会のメンバーには有用なお話でした。

次に、岡野富司生先生の作詞による
「赤いお屋根の時計台」という歌の由来がご本人から説明され、
皆で歌いました。優しく可愛い歌でした。

そして、恒例のしりとり歌合戦。

そして歌にまつわる思いでを語るメンバー

(その後、有志メンバーによる3次会が深夜まで続き、
事務局長ご夫妻の人生論と大恋愛のオノロケ(^_^)も
聞かせて戴きました。)

2日目


昨日問題になった電子ピアノの音量不足を補うため
メンバー有志が有り合わせの材料で製作した
集音用のホーン。

  パート毎の指導が続きます。

最後は、全体を通しで練習しました。ここで、筆者は一つ発見をしました。それは、第九の最後のコーダの部分です。この部分は、合唱は既に全力で「Goeterfunken! Goeterfunken!」と歌い終わった興奮の内に怒涛のようなオーケストラのコーダに聴き入るところです。合唱練習の場合には、この部分をピアノが受け持つ訳ですから、合唱団全員の意識がピアニストに注がれます。曲想が曲想ですし、物すごく速いテンポなので、ピアニストは全力でピアノに戦いを挑むことになり、自ずと攻撃的な気迫のこもった表情になります。最後の音を弾いた直後、その表情が残ったまま顔を上げて指揮者の宮本先生をぐいと睨むように見上げたピアニストの佐藤麻実子さんは筆者にはものすごく魅力的に映りました。

いよいよ残り半分です。
本番に向かって頑張りましょう。


文責:fujita@coara.or.jp