Onkyo Integra A-817RXII の接点クリーニング

2004/06/13

 プリメインアンプOnkyo Integra A-817RXIIのスピーカリレーやスイッチ、ボリュームなどの接点が接触不良気味なので、クリーニングの必要性を感じていたが、やっと時間ができた。ボンネットを開けると一番問題のスピーカリレーがある。プッシュスイッチにはクリーナ液を注入できる穴が無い。ボリューム類には穴があるのでそこから注入する。リレーは例によってカバーがはずれないので、ドリルでカバーに穴を開けることにする。幸い、カバーは透明で接点の位置(2箇所)が見えるので、そこに穴を開けて注入した。穴を開けるには、ドリルのビットがオーバーランして接点を壊すと困るので、オーバーラン防止用の治具を出なくなったボールペンの軸を切断して作った。
 処理をしてボンネットを被せて元のラックに入れて配線を完了してから気が付いた・・・リレーのカバーに開けた穴をセロテープなどで塞ぐのを忘れた。埃の侵入で接触不良を起こすかもしれないがもう一度配線をはずしてボンネットを開けるのがメンドウなのでそのままにした。
ボンネットを開ける


スピーカリレー


ドリルのビットオーバーラン防止治具


リレーカバーに空けた穴


ボリュームなどの一部


ついでに裏パネルをはずしてみると、出力用トランジスターがある。
2SA1186と2SC2837のパラレルコンプリメンタリーになっている。



「作る‥壊す」に戻る