フルートキーメカニズムの調整

2013/12/27

 フルートの一番下のCがキーをギュット押えないと出にくくなってきた。足部管
に問題がありそうだ。良くみると、Cを鳴らす状態にしたとき、右側のCキーが閉じても左側のC#キーに僅かな隙間がある。
フルートのメカニズムとしてはCキーに隙間があるより良いのだが、少し開き過ぎなので調整することにする。原因は、C#キーとCキーを連動させる下のメカニズムのフェルト(下の写真の楕円の中の下側)の厚みが減ったことによる。
足部管のキーを分解することも考えたが、かなり繊細な作業になりそうなので、とりあえず間に何か挿むことにした。まず、ビニールテープ(0.2mm厚)
を試してみたが、厚みがあり過ぎてCキーに隙間が生じる。そこで、3Mのメンディングテープ(0.06mm厚)を試したら、まだ僅かにC#に隙間の傾向はあるが、前より良くなった。
しばらくこれで使ってみることにする。
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