我が家のメインのアンプTAF222ESAのボリュームが突然おかしくなった。以下はその修理記である。

この修理については、JunkAudioHPを開設されているkazur氏のアドバイスを受けました。同氏に感謝します。
症状:右チャンネルがボリューム最小の位置でも大音響で鳴る


  1. ボリュームの端子が半田付けされている基板(上の写真の上側の茶色の基板)を突付くと正常に戻ったりする。
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    ボリューム基板とメインボードのコネクタを疑い、引き抜いて、接点洗浄剤噴霧。
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    効果なし。

  2. ボリュームを突付くと正常に戻ったり、ボリュームの右回路部分のある端子(多分アース端子:アースも左右別のようでした。)の基板への半田付け部分を突付くと他の端子よりも感触が柔らかいし、正常に戻ったりする。目に見えないクラックがあるように思える。
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    その端子の半田を一度溶かして半田も追加。これはかなり自信があったが。
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    効果なし。ただし、これは半田をした後で基板をネジ止めしたのでそのストレスで再度クラックが生じたという可能性も無いことはないのでネジ止めした状態で再度半田作業やってみる予定。

  3. 解決
    半田の状態を、高倍率の虫眼鏡(実は、虫眼鏡ではなく、壊れたコンパクトカメラから取ったレンズ)で見ながら、プリント基板裏側に突き出したボリュームの端子を爪楊枝の尻で突付いてみると、一見くっついているように見える半田にクラックが入っていることが判明した。先の半田付けで、ちゃんとクラックの部分まで半田が溶けてなかったらしい。こんどは、ボリュームおよび基板をネジ止めしたまま基板の方の半田も溶けるのを確認しながら半田づけしたところ、完治した。

    完治前の状況・・・クラックがそのまま残った状態

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