4方向ミラーボックス用LEDアレイ
2009/11/27
LED×48で作ってみる。
- NSPW570DS-b2W
- Vf=3.2V
- If=0.02A
- 指向性120°
- 1750〜2530mcd
- 色度b2
- 50個6,100円
- 6個直列で、3.2×6=19.2V,0.02A
- 6個直列×4=24個を1基板にする。0.02×4=0.08A
- 上下2基板=0.08×2=0.16A
- 電源は24V:スイッチングACアダプタ
秋月電子GF12−US2405(24V0.5A)など
1,540円
- 制限抵抗R=(24.0−19.2)/0.02=240Ω,
P=(24.0−19.2)×0.02=0.096W
240Ω(赤黄茶),1/4W型(×8手持提供)
- 基板長25cm
Kaito7087(http://www.kaitodenshi.jp/)
片面・紙フェノール基板 130X250
販売価格:220円
基板の設計
- 長さ方向に90hole。
- 24個LEDを並べると90/24=15/4=3.75
- 両端から4hole毎(間3hole空ける)に11個計22個。真中の2個は間が2hole。
工作
- 一応バラック状態でできた。
- 明るさについてはミラーボックスは光のロスがほとんど無いのであまり不足はしないと考えられる。問題は色。紫がかっている。
- ミラーボックスへの取り付け方はどうするか。基本的にはスペーサを介して取り付ける。
抵抗の端子間の電圧を測ってみたら、5.8〜5.9V、計算の4.8Vと約1Vも異なる。240オームで5.9Vだと、I=5.9/240=24.6mAなので、定格の2割増しの電流が流れている。電源電圧は約24.4Vなのでほぼ仕様通り。6直列のLEDの端子間の実測値が18.4V前後。5.9+18.4=24.3V。なぜ電流が多いか?
- スイッチングACアダプタ(NP12-1S2405)の出力電圧は電流0mAのとき25Vある。
- 現在の回路で動作時約24.6mA流れており、電圧は24.4Vなので、LED直列6個接続してある1個当り
VF=(Vc−R×IF)/6
=(24.4−240×24.6×10-3)/6
=(24.4−240×24.6×10-3)/6
- Vf=3.2Vととすると、6個直列にすると19.2Vのはずだが。
- 直接6個直列端子電圧の18.4Vなので、これから計算すると、1個当り、3.07V。これは、製品の公称値3.2Vより4%低い。この程度のバラつきは普通なのか?
- 電流を20mAにするにはCRD(定電流ダイオード)を使うのがよいが、改めて注文するのは面倒なので、制限抵抗値を少し増すことにする。
設計の見直し
- 6個直列のLED端子間電圧が18.4Vという測定値から、電流が20mAになる抵抗値を計算すると
R=(24.6−18.4)/0.02=310Ω
抵抗値は300Ωにしてよい。
- 手持ちの47Ω(×8手持提供)を240Ωに直列に追加して287Ωにしてみたところ、約22mAになった。標準の1割増し程度。電流制限抵抗もLEDもやや温かくなる程度。一応これで良しとする。
一応、取り付けた。一応これで使用できるようになった。
後は、電源ソケット
を取り付ける。
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