浜松市楽器博物館
[2000/07/14,13:20 更新]
あなたは、2000年8月24日以後
人目の訪問者です。
浜松市には市立の楽器博物館がある。音楽好きの人には浜松で第1にお薦めのスポットである。ホームページのURLは、
http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/gakki/
である。以下に、展示の中の変わった楽器のほんの一部をご紹介する。
- イベント:ストロー楽器の世界
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ちょうど、ストロー楽器によるイベントが行われていた。
これもとっても面白く何度も笑い声と歓声が上がった。
ストロー楽器は基本的にリコーダー型(リード無し)と
オーボエ型(2枚リード)の楽器になる。
- 和楽器(琵琶など)
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- トロンボーン(ただし、バルブ付き)
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- オフィクレイド
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これは、ピストンで管長を変化させるのではなく
サキソホーンやクラリネットのように管の途中に穴と
蓋の開閉機構を設けて管長を変化させる。ただし、発音
原理はマウスピースと唇による金管楽器である。音は、
「とんがったバスーン」という感じであり、形がバスーン
やサキソホーンに似ていると発音原理が異なるのに音も似る
ようである。
最初「サクソルン」かと思ったが、調べてみると
「Ophicleide」という楽器らしい。情報は
http://www.si.umich.edu/CHICO/MHN/enclpdia.html による。
- ラッシャン・バスーン
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ちょっとグロテスクであり、外見は名前の通りバスーンに似ているが、これでも金管楽器である。
- セルパン(蛇)
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形のとおりの名前の金管楽器
音も「とんがったバスーン」である。
gooで「キー・ビューグル」を検索したら、「希少管楽器博物館」というページに行き当たった。
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/8688/index-j.html
さらに、これから辿ると、「セルパン」専門のページ
http://shoga.wwa.com/~ocleide/
があった。世の中には変わった趣味の人がいるものである。そのページに音色について
At medium volume, it produces a robust sound which seems to be a cross between the tuba, the bassoon, and the French horn.When played loudly it can produce unpleasant noises reminiscent of large animals in distress.
(中くらいの音量においては、チューバとバスーンとフレンチ・ホルンを混ぜたようなやや粗野だが力のある音を出す。大音量で演奏すると、巨大な獣の断末魔の悲鳴を思い起こさせる不快な雑音を出すことができる。)
とあった。私の音色についての批評もあながち外れではなかった。
セルパンには、「アナコンダ・セルパン」という物すごい名前のものもある。「アナコンダ」は世界最大のヘビの種類である。
上記の「希少楽器博物館」のページは私にとって危険なページである。面白くて、つい時間を忘れて見てしまった。
- フルート
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フルート(ごく一部)。一番上のものはキーメカニズム無しで
しかも、普通のフルートより長い。よほど手の大きな人で
ないと指がとどかないはずである。どんな大男が吹いたのか。
- 狩のホルン
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狩猟用のホルンである。馬に乗りながら片手で持って吹くので基本的にバルブ無しである。
- クラリネット?
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古いクラリネットらしい。
- リコーダ
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面白い形のものや、大きなもの、ずんぐりしたもの。
- イングリッシュホルン
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イングリッシュホルンの仲間。オーボェを大きく
したものだが、音の感じはだいぶん違う。
- バスーン
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先がラッパのようになったものもある。
木管の場合ラッパのような形になっていても
実質的にはほとんど効果が無いはずである。
- ヴァージナル
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体験コーナーのヴァージナルを引く少女。
- 打楽器付きピアノ
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太鼓・鐘付きピアノによる「トルコマーチ」の演奏。
鐘の部分。自転車のベルのようなものが付いている。
- ロールピアノ
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紙のロールに開いた穴が空気を通すことによって
ピアノのアクションを動かして音を出す。
演奏中は空気を送るふいごを踏むのが大変。
- ヴィオール族
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ヴァイオリン、ビオラ、チェロとは少し違う形。
コントラバスを小さくした形。ビオラダガンバなど。
- ビオラダモーレ
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ビオラダガンバに共鳴弦という受身の弦を付けたようなもの。
- 尺八
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「尺八」は1尺八寸であるが、「二尺」というのもある。
- ピアノ
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弦の部分が剥き出しになっていて枠に装飾がある。
- サキソホン
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1枚リードであるのでクラリネットに近い。
音の感じからするとクラリネットよりも
リードが柔らかいのではないかと思う。
- ダブルピアノ
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完全に2台のピアノをくっ付けたもの。
これなら、2台のピアノを用意した方が良いような。
- 東欧民族楽器
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バラライカなどのロシア民族楽器など。