一番古いLP2020A+の修理・改造
2021/07/01
一番古いLP2020A+が突然大音量で「ビー」と言い出した。この症状でまず疑わしいのは、ボリュームのアース側の断線だ。分解してみると
案の定、RCAジャックのアース側が破断している(○)。設計が悪くて、この部分にストレスが掛かるようになっていたのだ。
修理はRCAジャック部分を取り外して断裂部分に半田をたっぷり盛って接続するのが最もスマートなのだが、面倒なので、隣のヘッドホンジャックのアース側と線で繋ぐことにした(↑)。
治った‥‥が、Tone/Directの切替用のプッシュスイッチが接触不良を起こしていて動作が不安定だ。そこで、普段Toneの位置しか使わないので、スイッチを取り外してTone位置で直接配線してしまうことにした。
プッシュスイッチ
スイッチの基板取付部分
取り外したスイッチ
Tone側に接続
で、治ったと思ったが、「ジジッジジッ」とノイズが出る。どうやら、Tone回路のICがダメになっているようだ。結局Tone回路をパスしてメインアンプ部分だけ活用するしかなさそうということになり、パスする配線に変えた。
メインアンプとしては使えるようになった。
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