Canon PowerShot SX150ISの内蔵電池交換
2014/03/19
このカメラは単三ニッケル水素電池を使える数少ないカメラであるが、日付等を記憶する内蔵電池を交換することを考えていない。内蔵電池が無くなったら捨てろということか。メーカでは8年くらいもつというようなことを言っているらしいが、購入が2011年12月なので、まだ2年あまりしか経っていないのに、電源を入れる度に日付設定を要求されるようになった。メーカに修理(電池交換)見積りをしてもらうと、1万円を越えるとのこと。馬鹿げている。ネットで調べると分解して電池交換をした例があるので、筆者も試みた。
PowerShot SX150IS
分解するときは、図を描いて外したネジをセロテープで貼り付けておくと良い。
番号が付いているネジ(1〜9)は全てはずす。
LCDのカバーが外れた。○は、LCDカバーを外すと一緒に外れるUSBコネクタのカバー。
電池が見える‥‥が、まだ取り出せる状態ではない。
電池を外すには、写真のようにAの電池押え兼(−)端子を手前に跳上げて筐体に引掻けて浮かしておく。
そのために、LCDを押えている銀色のネジ、特に、Bのネジを外しておく必要がある。
取出した電池CR1620。ラジオペンチでやや強引に取出したので、
○のようにキズがついたが、捨てる電池なので気にしない。
電池には、電池の(+)面ををボディーに貼り付けていた両面テープ(○)が貼付けてあったがそれは無くてもよい。
電池を入れた。電池を入れるときやや強引に押し込むことになる。
電池が少し傾いているのは、側面に付いている(+)側の端子に
電池の(+)側がぶつかっているからだが、これを正しい位置
(端子が電池の側面(+)に接触)に入れるのは至難の業である。
(もっと分解すれば可能とは思うが)
電気的にはちゃんとつながっているので、これでよしとする。
LCDカバー等を取付けて電池交換完了。正常に動作するようになった。
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