ヤモリくん御難
夜(1999/9/24)、うちのネコがヤモリを捕まえてきた。トカゲは頻繁にあるのだが、ヤモリは初めてである。ネコのツメに引っかけられたのか、尻尾の付け根から少し血がにじんでいる。こういった場合、トカゲやヤモリが元気ならば、ネコには悪いが取り上げて庭に放してやることにしている。今回もネコから取り上げたが、筆者の指にペタッと張り付いて逃げようとしない。そこで、写真を撮った。ヤモリをこんなに間近で撮れるのは希である。
尻尾の付け根と尻尾に傷痕がある。
多分、家のネコに爪を掛けられたか、噛まれたかしたのだろう。
全体。皮膚はお年寄りの皮膚のように乾いていてあまっている。
トカゲの皮膚がピンと張っているのと対照的である。
顔のアップ。真ん丸の目。瞳孔の形が面白い。
ネコのように縦長であるが、ギザギザしている。
9月29日夜、またネコがヤモリを捕まえてきた。
こんどのは、先日のよりもひどい状態だ。
目の所も怪我をしている。
おまけに、尻尾も無い。
逃がして生きのびられるかどうか。
筆者の指にしがみついている。
とりあえず、庭の薔薇の木に逃がした。