J.S.Bach:平均律クラビア曲集
第1巻7番変ホ長調 BWV852

プレリュード
4声の二重フーガの形式でできている雄大な曲想の曲である。チェンバロで弾くことが多いが、パイプオルガンが相応しいとも言われている曲である。4つのメロディーが次々と重なって紡ぎ出す曲の華麗さ雄大さそして力強さは、聴く者の心を感動させ元気付ける。

フーガ
プレリュードの力強さとは対照的に、軽快で明るい曲想は、フーガという、一見、固い楽式によっても、このような喜びに満ちた曲が作れるのだという手本のような曲である。プレリュードと組み合わさって、元気付けた心をさらに軽やかにしてあげようと語りかけてくるようだ。



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