私の趣味


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[2018/02/15,18:00 更新]

[started 1997]
あなたは、2022年1月3日以降

人目の訪問者です。


音楽

 クラシック音楽、
 私の好きな曲の一部の紹介
特に、BachBeethovenのものを好みます。「大分第九を歌う会」会員(1993〜2016)。「NPO法人 おおいた第九を歌う会」会員・理事(2017〜2022)
音楽履歴です。
これまでに私が歌った第九などの指揮者の一部のサイン入りスコア
チェロ、フルート、ギターに触る(弾くとは言えません)、ピアノは有ります(音を出すことはできます)。2000年7月に浜松に出張したついでに「浜松市楽器博物館)」に行ってきました。音楽好きの方には浜松で一番のお薦めスポットです。夢は、平均律の1巻7番を弾けるようになることです。オーディオにも少し興味があります。
 最近は、楽譜作成のフリーソフトmusescoreをPCにインストールして、色々な曲をフルートとチェロの二重奏にしてPCとの合奏をして遊んでいる。
 2018年10月3日、チェロのA,D弦をスピロコアからラーセンに変えた。A,Dラーセン、G,Cスピロコアというのは定番の設定らしい。今まで、エヴァ・ビラッツィ、プリム、ヤーガーなどを試して、G,Cはスピロコアで落ち着いたが、A,Dの音がどのメーカのも高次高調波が多すぎる感じで柔らかみに欠ける感じがしていた。先日、弦楽器展があり、そこで試奏した60万円台のチェロのA,D弦の音が良い響だった。A,Dはラーセンであった。自分のチェロとの音の違いがチェロ本体に起因するのか、弓に起因するのか、それとも弦に起因するのか判らなかったが、(弦をコロコロ変えて試せる程の資力がないのだが)思い切って変えてみたところ、ガラリとり音が変りA,Dの音が柔らかく潤いのある音になった。弦でこんなに音が変わるとは思わなかった。音階を弾くだけでもなんだか嬉しくなってしまった。

チェロの演奏ピアノは母(91才)、チェロは筆者(61才)。2007年義兄撮影。

フルート二重奏第1フルートは姉(故人:マンドリンオーケストラでマンドラを弾いていた)の友人(大分交響楽団でフルートを吹いていた)。2017年義兄撮影。
チェロ三重奏チェロの先生とN氏および筆者。2020年。

筆者のフルートとチェロの先生の重奏(2023/5/28,チェロ友N氏撮影)

チェロ(2023/4/9,チェロ友N氏撮影)


PCとの二重奏(2016/8/8)
チェロ
フルート


「第九」以外の出演記録や音楽体験

日  時
新しい順
事          項
2024年2月4日(日)  芸短オペラ講座発表会があった。
 今期は女声がソプラノ2人、男声がテノール1人増えて、受講者が10名になった。新しい女声の一人Tさんは声楽科出のコンサートなどを何回もやっている方で、テノールのSさんは音楽専攻の大学生。

 今回は、学生のSさんとソプラノと筆者の3重唱で「こうもり」のロザリンデ、アルフレード、フランクの「Mein Herr, was dachaten Sie」を2回、


ソプラノと筆者で「Cosi fan tutte」のドラベッラ、グリエルモの「Il core vi dono」を2回、


「愛の妙薬」の2幕7場をほぼ通しのアディーナ、ドゥルカマーラを2回、


計6回やった。
 「愛の妙薬」の2幕7場はコロナ前からやりたかった曲で、練習期間も十分あり、早口の所も一応歌えるようにはなったが、練習のときに、指導の愛甲先生から早口の所の一部について「Fさん(筆者)の歌っている表情が必死すぎるので、その部分はカットしましょう。」と言われてしまった。筆者の希望としてはレチタティーヴォも含めて楽譜に書いてあることは全てやりたかったが、力不足だった。
 リハーサルでは「愛の妙薬」のほんの一部で歌詞がとんだが、本番ではそれは無かった。リハーサルで失敗すると本番では上手く行き、リハーサルで上手く行くと本番で失敗するというパタンは結構ある。
 一番、焦ったのは、Tさんとの「Il core vi dono」のペンダントを掛けるところで、ポケットから出したペンダントの細いロープの結び目が解けてハート形のペンダントがスルリと抜け落ちたことだ。舞台上で(内心おお焦りで)ペンダントにロープを通して結び直した。「L'occhietto a megira」の前までに掛けることができた。我ながらよく間に合ったと思う。
 各曲2回ずつ歌ったが概ね大きな瑕疵もなかったと思うが、自分の印象で一番よくできたのはもう一人のSさんとの「Il core vi dono」だった。どの曲も2回目の方が上手くできた印象なので、1回目の相手の方には少し済まない気持ちだが個人的には楽しく歌えた。

2023年11月3日(金)  カムカムコンサート
チェロの先生が主催しているチェロアンサンブルと他の小さな合唱グループや個人が集まってプライベートなコンサートがあった。

 筆者は、チェロアンサンブルで、「おお牧場は緑」「夏の思い出」「みかんの花咲く丘」「ニューシネマパラダイスより愛のテーマ」そして、筆者のフルートとチェロの先生との二重奏で筆者編曲の「アヴェ・ヴェルム・コルプス」「ラ・クンパルシータ」を演奏した。
 どちらも満足のできる演奏にはならなかった。特にフルートの方は普段吹いていないので、演奏している内に口が疲れてきて音が出なくなったりした。管楽器は普段から吹いていないとダメだ。その点チェロはとりあえず音は出るので、筆者のような高齢かつ怠け者には合っている。
2023年8月26日(土)  芸短オペラ講座発表会があった。
 新型コロナ感染症の流行のために2020後期から2022後期まで休講となったが、今回、やっと開講された。今回の初心者コースは女声5名、男声1名(筆者)、経験者コースは女声4名、男声2名であった。
 筆者はまず、ドン・ジョバンニから「La ci darem la mano」をSさんとIさんとやった。どちらも演技でツェルリーナから奪った花束を投げ捨てるはずのところ、最後まで手に持ったままだったのを除いて、大きな瑕疵も無く歌えたと思う。



 次は、Hさんと別のSさんと筆者でコジ・ファン・トゥッテから「Soave sia il vento」をやった。これは筆者の第2希望の曲だったので、とても気持ちよく歌えた。


 最後は、さらに別のSさんと椿姫から「Dite alla giovine」と「Morro, morro」をやった。それまでの、3曲は比較的上手くやれたのだが、それで気が緩んだのか、指揮を見すぎて歌に対して注意が散漫になったのか、2箇所で歌詞が飛んでしまった。Sさんには申し訳ないことをした。


 いくつかの失敗はあったが、久しぶりのオペラ講座はとても楽しく有志での打上げ(経験者コースの名バリトンのI氏が企画してくれた)もとても楽しかった。
2022年12月25日(日)  クリスマスチャリティーチェロの師匠と5名の弟子で結成されたチェロアンサンブル「Accello(メンバーのIさん発案)」としての最初の演奏。「こども食堂」のクリスマス行事の一環としてプログラムは「おお牧場は緑」「ラ・カンパネラ(チェロ4重奏版:師匠編曲)」「神、共にいまして」「ジングルベル」など、そしてアンコールに「アンパンマンのマーチ」を演奏した。筆者は予想外の「神、共にいまして」で途中から迷子になってしまった。練習やリハーサルでは、一番、易しい曲だったのだが。メンバーの一人のTさんから演奏動画が送られてきたが、聴いて冷や汗がどっと出てきた。
2020年5月31日(日),6月28日(日),8月2日(日)  チェロ三重奏の会筆者のチェロの師匠A先生(東京芸大チェロ科卒業)と先生の弟子のN氏そして筆者でチェロの三重奏の会をした。曲は筆者がチェロ三重奏用に編曲した「魔笛」の「Marsch der Priester」と先生が用意した「おお、牧場は緑」のチェロ四重奏版その他である。「おお、牧場は緑」は四重奏版なので、第二チェロと第三チェロ」を掛け持ちで二チェロを弾いたり三チェロを弾いたりして大変だったが、とても楽しいものだった。会場は、A先生の弟さん(造形作家)がやっておられる高原のカフェだったが、特に、8月2日は広い庭の木陰でそよ風に当たりながらやって、とても気持ちよかった。カフェにやって来たお客さんからも「良かった」と言われたそうだ。一つ残念だったのは、録音機材が故障して録音ができていなかったことだ。録音機材は早速更新した。
2020年2月8日(土)  芸短オペラ講座発表会があった。今回は初心者コースの女性受講生は6名で、男声には経験者コースのTさんが加勢に入って頂いたので、筆者が歌う曲は4曲、5回になり、少し楽になった。
 筆者の最初の出番で、いつも感じるのだが、最初の曲はなんだか脳が活性化していない感じでミスが多く、今回も最初の出だしを躓き、続く部分でも何か所かミスがあった。お相手のWさんには申し訳無かった。また、最近は運動不足のせいか舞台で息切れ気味になることがあり、声量も無いので、散歩の再開が必要であることを痛感させられた。筆者の近くには丘の上に大学がありその構内を散歩すると昇り下りが多く良い運動になる。
 2曲名はSさんとで、1曲目と同じ曲だったが、これは、前日のSさんとの練習の成果が出たのか、ほぼ巧くいったと思う。
 3曲目はIさんと「愛の妙薬」から2幕7場の最後のところをやった。何時も迷うのだが、最後の最後の所の入りのタイミングが曖昧になって決然と歌い出せなかった。
 最後はもう一人のSさんと「こうもり」のロザリンデ、アルフレード、フランクの3重唱。ここで、ハプニングが起きた。滅多に間違わないSさんが、一瞬、歌詞が跳んだ。筆者もびっくりした。「Sさんも人なり!」
 考えてみると、筆者は重唱を4回歌うので、段々調子が出てきて、どれか一つくらいはかなり良い出来の歌唱があるが、女性の方は一発勝負なのでむしろ難しいのではないか。
 重唱ではないが、更にもう一人のSさんとTさんの乾杯の歌のバックコーラスにも出た。バスパートは私と経験者コースのIさんだったが、練習のときは「Fさん(筆者)にに合わせて口パクしょうか」などと言っていたが、1週間経ってみれば、完全に歌っていた。さすが、大分二期会に入ろうというIさんだ。
 経験者コースでは、何方も素晴らしい歌唱だったが、特に印象に残ったのはメゾソプラノのEさん(経験者コース最高齢)、それと、Hさん、Iさん(二人とも現役の医師)だ。素晴らしい声と歌唱だった。
2019年8月31日(土)  芸短オペラ講座発表会があった。今回は初心者コースの女性受講生が11名になった。男声は筆者一人なので、7人の女声と重唱することになった。曲は「魔笛」から「PaPaPa」、「Cosi fan tutte」から「Il core vi dono」「椿姫」から「Morro! morro!」の3曲だった。「Il core」は以前に一度やったことがあったが、ペンダントの掛け替えが難しい。HSさんが外しやすいペンダントを用意してくれたのと、愛甲先生から何度も指導して頂いてなんとかこなせた。他の2つの曲は初めての曲だったが、「Morro!」はヴィオレッタの「Non ci vedrem piu forse」の終りの音からジェルモンの「Siate felice」の始まりの音は増4度の音程なのでヴィオレッタを聴いてしまうと、音程を取るのがとても難しかった。「PaPaPa」は練習のときより少し速くなってしまい、最後の「PaPaPaPaPaPa」が3回続くところで、唇が間に合わなくなったりした。「Morro!」を3回、「PaPaPa」を2回、「Il core」を2回、合計7回歌った。練習では歌えていたのが本番では各回で歌詞がどこか1か所抜けたりした。7回も歌うというのは筆者の能力を超えていたのかも知れない。
 会場は新しくできたホールで、以前のより天井も高く広かった。そのため、ピアノとの距離も大きく、伴奏が聴き取り難かったし、声が空間に吸い込まれるような感じで、難しかった。
2019年2月3日(日)  芸短オペラ講座発表会があった。今回は初心者コースに3名の女性が加わった。筆者はコシ・ファン・トゥッテの「Soave sia il vento」の三重唱を、新人のNさん、前回から初心者コースと経験者コースの両方に入られたSAさんの組、HSさんと前回から入られたSTさん、前回から入られたHYさんと愛甲先生の組、の3回歌った。出来は2回目が一番良かったのではないかと思う。1回目は発表会の出番が1番だったのでまだ調子がでていなかったようでNさんにはちょっと申訳なかったように思うし、3回目は指揮をして頂いていた愛甲先生がドラベッラ役で歌われたので、指揮無しでタイミングを取るのが難しかった。この3回の他は、「愛の妙薬」から2幕7場の「Quanto amore」〜「Bella Adina」の前までをSSさんとやった。レチタティーボも少し(Languiva, sospirava; senz'onbra di speranza; e, per avere una goccia del farmaco incantato, vend la liberta, si fe soldato.)あって、このレチタティーボがなかなか上手くできず、そのことばかりに気をとられていたら、肝心の「愛の妙薬」(実は本番ではお茶)
を舞台に持って出るのを忘れてしまった。ポケットに手を当てて舞台上で「ハッ!!」と気が付いたが時既に遅し、歌が始まっていていた。どうしょうかと思って歌っていたら、HYさんなどが気付いて、HSさんが指揮をしていた愛甲先生に渡してくれて、アディーナの歌唱の合間に愛甲先生が私に手渡してくださった。とりあえず窮地を切り抜けたが、後で伴奏のYMさんに「最初の essa pure e innamorata の音程が間違っていましたよ。」と言われるは、アディーナ役のSSさんから、「『愛の妙薬』の瓶を舞台で指揮者から受け取るのを見て吹き出しそうになった。」と言われるはで、ガックリだった。今回は色々な方に迷惑を掛けてしまった。
 SAさんは「Soave sia il vento」の他に「こうもり」の「So muss allein ich bleiben」にも2回と、経験者コースの「ドン・ジョバンニ」の「La ci darem la mano」も歌われたし、SSさんも「So muss allein ich bleiben」も歌われた。SSさんの「So muss allein ich bleiben」はSSさんのキャラクターにもピッタリで可愛くて楽しいロザリンデが素晴らしかった。新人のWさんの同曲は、「人前で歌うのは初めて」と言いながら、驚きの思い切りの良さで舞台を演じてすごかった。また、アデーレ役のSAさんが安定した演技と歌唱でアイゼンシュタインとロザリンデを支えて「さすが」と思わせるものがあった。「椿姫」の「Parigi o cara」を歌われたIJさんは練習時より声も良く出ていて何時もながらの迫力のある演技が生きていた。同曲を歌われたIRさんは合唱団のピアノ伴奏をやられていたそうで正確な音程の歌唱が光っていた。IRさんはHYさん邸での自主練習でも伴奏をしてくださり、有難かった。
 後半の経験者コースの方々の歌唱はさすがに聴き応えがあり、楽しめたし、勉強になった。特に、音大出ではない二人の医師、HSさんとISさんには脱帽である。HSさんは大分二期会のメンバーであり本当に「二足の草鞋」を履いておられる。ISさんは「おおいた第九」でもご一緒しているが、今回は、3曲も歌われ、その内2曲はかなり長く、それを完璧に記憶して、音大出の方々と全く引けを取らずに歌われた。現役の仕事を持ちながらそんなことができる‥‥どんな脳を持っているのか、「天は2物も3物も与える」ものだ。
 発表会の後、打ち上げがあった。とても楽しいものだった。伴奏のYMさんや、経験者コースのメゾソプラノで素晴らしい存在感を示していたEMさんとも話ができた。
2018年11月17日(土)  「オペラの祭典 イタリアの愛と情熱」に合唱団として出演した。合唱は「ナブッコ」から「行け我が思いよ黄金の翼に乗って」、「カヴァレリア・ルスティカーナ」から「復活祭の合唱」、「椿姫」から「乾杯の歌」だった。練習は11月4日のマーラーの「復活」と並行してだったので(実際はこれに「第九」と「オペラ講座」もあって)ちょっと大変だった。
 「ナブッコ」は比較的すぐに覚えられた。「椿姫」は以前に歌ったことがあり、すぐに思い出せた。「カヴァレリア・ルスティカーナ」は初めてで、自分のためにMusescoreで音取用の音源を作成した。更に、これに他のパートを追加して音源を作って、大分二期会の先生方に校正をして頂き、合唱団メンバーに提供した。少しは役に立ったようだった。
 本番では、芸短の声楽科の学生さん他がいたので「カヴァレリア・ルスティカーナ」もほぼ問題なく歌えて助かった。
2018年11月4日(日)  マーラー「復活」演奏に出演。「国民文化祭」が本県で開催されていて、その一環として「オーケストラと合唱の祭典」というコンサートがあった。この中でマーラーの交響曲第2番「復活」を演奏することになり、その合唱団員として参加した。
 この曲のバスパートは音域が広く、下は中央Cの2オクターブ下のCの下のB♭から、上は中央Cの上のGまであり、素人ではなかなか出せない音域だった。筆者は2オクターブ下のCまではなんとか出るが、B♭はほとんど音にならなかった。また、上はFシャープまではなんとか出るがGは裏声になる。合唱団員にはこの音域が出る人がいた。本番の時には筆者の後ろで「復活」の合唱指導をして頂いた新見準平さんが歌ってくれたので、助かった。
 マーラーの「復活」を歌うという機会はめったに無い。多分、この後もう無いであろう。難しい曲だったが、良い経験になった。
2018年9月2日(日)  芸短オペラ講座発表会があった。チラシ
 今回は初心者コースの女性が7名に、そして経験者コースにテノールが1名加わった。この方は、バリトンのI先生と同様に現役の医師H氏であるが、驚く声の良さ。声量もあり、そのまま大分二期会のオペラに出られそうな感じである。今回もお二人のドクターは素晴らしい歌唱を見せた。現役の仕事を持ちながら、オペラの重唱を完璧にこなす。ドクターパワー恐るべしである。
 筆者は、3人の女性と「椿姫」の中から Violetta と Germont の二重唱「Un di quando 〜 Dite alla giovine」をやった。最初「Dite alla giovine」だけだったのだが、愛甲先生が途中で「これも‥‥。」と仰って、「Un di quando」もやることになった。
 「Dite alla giovine」の方は割とすぐに覚えられたが、「Un di quando」の方はなかなか覚えられず、苦労した。
 発表の日は13時〜16時まで第九の練習があり、その世話等で結構疲れた(これはI先生も一緒)のに続いてだったので、体力が持つか心配になった。発表は18時からなので、16時30からリハーサルがあった。今回は、練習回数が少なく、リハーサルでも完成していない状態だった。
 本番では、最初のHさん(上記のテノールのHさんとは違う)とは「Dite alla giovine」だけだったが、本格的な声で圧倒された。プログラム順で1番だったので、筆者は調子が出なかったのと、ピアノ伴奏がよく聴き取れず苦労した。2番目はIさん(バリトンのIさんとは別人)と「Un di quando」からをやった。筆者は少し慣れてきてほぼ歌えたように思う。3番目はSさんと「Un di quando」からだった。途中、少し怪しい部分があったがほぼ巧くできた‥‥と思っていたら、後でSさんから「Piangi のところでFさん(筆者)が出遅れて慌てたけれど伴奏のYさんが巧く合わせてくれたのでなんとかなった。」と言われて、自分がミスをしたことに気付かされ、愕然とした。やはり、練習不足だった。
 失敗はあったが、今回もとても楽しい発表会だった。最後の練習日に愛甲先生から「次はフィガロの結婚の最初の二重唱なんかどうですか?」と言われた。筆者としてはコシ・ファン・トゥッテの「Soave sia il vento」の三重唱ももう一度やりたくてソプラノのSさんとメゾのSさんに話を持ち掛けている。次回は2つやることになるかもしれない。
2018年2月25日(日),27日(火)  b−conオペレッタ劇場新作音楽劇「瓜生島」に出演した。この音楽劇は3年掛けて上演にこぎつけたプロジェクトで、作曲は白樫栄子氏、台本・演出・指揮は角岳史氏で、大分県大分市と別府市に面する別府湾に昔あったと伝えられる「瓜生島(沖の浜)」が、島のいたずら者により守り神の顔を赤く塗られため怒りをかって地震が起き島が海に沈んでしまった、という伝説を題材にしたものである。
 このプロジェクトの構想は実は2011年より前からあったのだが、2011年3月11日に東日本大震災が起き、さらに2016年4月14日、16日に熊本・大分で大きな地震が起きて多大な被害が出たことなどで、地震で島が無くなるといった題材の音楽劇は難しい状況となり、一時、プロジェクトが中断した。しかし、今回、被災した人々を勇気づける内容として構成され、上演するに至った。
 筆者も、瓜生島伝説の「人が悪いことをしたから罰が当たった。」いうような内容には共感しかねるところがあり、どうなるかと思っていた。出来上がった台本を見て、わだかまりなく出演できる内容になっていたのでホッとした。そもそも、人間は自然の中に生じた一つの生物という分子の集まりにすぎず、その都合や善悪などで、自然現象が左右されるなどと考えるのは傲慢である。自然は人間の都合など忖度しない。もちろん、人間の行動・行為が自然現象を誘発することはあるが「善行が(人間にとって)良い自然現象を呼び、悪行が(人間にとって)悪い自然現象を呼ぶ」などということは無い。「善行が悪い自然現象を」呼んだり、「悪行が良い自然現象を」呼ぶことも当然ある。そもそも、「善/悪」などということは、価値評価の一つに過ぎず、価値評価主体が存在しなければ決まらない。更に言えば「善/悪」などはその評価主体によってどうにでも変わるものである。殺人行為でさえ、善行になったりする。
 余談はさておき、音楽自体は結構難しいところもあったが、とても素晴らしいものであった。東京公演では「島の祭」と「龍神の舞」の終り他で観客から拍手が沸き起こった。
 合唱部分の作りとしては、第一曲の「瓜生島」とフィナーレが難しそうだったが、実際に歌って見ると「島の祭」で苦労した。「島の祭」でほぼ同じメロディーをソプラノ・テノールとアルト・バスが4度音程で歌う所があり、アルト・バスがなぜかソプラノ・テノールの音程に引き込まれてしまう。練習時にバスパートだけ集まってPCでS,A,Tパートを出し、バスパートを歌うといったこともやった。別府公演は音楽科の学生がT・Bパートに加わったので安心感があったが、東京公演では学生が参加しなかったので、ゲネプロで最後のところで混乱して少し落ちてしまった。本番ではなんとか全て歌いきることができてホッとした。
 打ち上げと打ち上げの2次会に参加した。ソリストや角氏他のプロと話しができてとても楽しいものだった。ホテルの部屋に戻ったのは午前2時を回った時刻だった。
2018年2月10日(土)  芸短オペラ講座発表会があった。チラシ
 今回は、経験者コースも出演者が多かった。経験者コースに市内の総合病院の臨床研究部長で第九の仲間のI先生も参加されて、メゾソプラノ田島安有美さんとドンジョバンニの「La ci darem la mano」の二重唱をされた。深みのあるバリトンで田島さんのメゾソプラノと素晴らしいハーモニーだった。その他の経験者コースの皆さんも素晴らしい二重唱を聴かせていて、聴き応えがあった。
 筆者は初心者コースで、3人の女性と、魔笛の「Bei Maennern welche Liebe fuehlen」、コシ・ファン・トゥッテの「Il core vi dono」、愛の妙薬の「Io son ricco e tu sei bella」の二重唱をやった。パミーナ役のHさんは74歳になるが、しっかりした音程と声量で圧倒された。ドラベッラ役のSさんは素晴らしいソプラノで音程も安定している上、舞台でも全く上がらないらしく筆者が緊張でわけが分らない内に終わったのとは違い、堂々としていて素晴らしかった。アディーナ役のIさんもあまり上がらないらしく、演技を一瞬忘れた筆者を巧くリードしてくれて、筆者もなんとかできたが、最後のところで筆者の息切れで十分歌えていないところがあったりして、ちょっと申訳なかった。
 全体としてはとても楽しい発表会だった。
2017年12月22日(金)  関純子音楽教室クリスマス会に参加した。筆者は、合唱でヘンデルの「ハレルヤ」、モーツァルトの「Ave verum corpus」および楽友のNさんとコシ・ファン・トゥッテのグリエルモとフェルランドの二重唱「Al fato dan legge」をやった。会場の関係でなんだかバタバタしてリハーサルが不十分だったので、ちょっと不満が残る演奏会だったが楽しかった。
2017年11月10日(金)  以前にもエキストラで参加した合唱団「響」の今回は第一回定期演奏会にエキストラで参加した。不運なことに多くの団員がインフルエンザに罹患した後で、まだ後遺症があったりして、大変だったが、なんとか歌い終えた。客席は満員に近い盛況で良かった。参加後「響」の事務局長さんから予想外に高額な謝礼を頂き、大いに恐縮した。こんなに謝礼が出るようでは気軽にエキストラ参加はできないと思った。
 この合唱団の指揮者は、楠本隆一先生でとても素晴らしい指導と指揮なので、練習も本番もとても楽しいものだった。
2017年9月9日(土)  県立芸術文化短期大学オープンカレッジ発表会
 今回は、「フィガロの結婚」から、伯爵とスザンナの二重唱「Crudel! perche finora」をやった。お相手は初心者コースの受講生のSさんとHさん。同じ二重唱を別の相手と2回歌った。今回は、間違えたり落ちたりせずに歌えた。後で愛甲先生から「行天先生が、伸びのびと歌っていてずいぶん良くなったと言われていた。」と言われてかなり気を良くした。愛甲先生から次は何をやりますか?と聞かれたので、「愛の妙薬」からドゥルカマーラとアディーナの二重唱「Barcaruola a due voci」か「Cosi fan tutte」からドラベッラとグリエルモの二重唱「Il core vi dono」を考えているが、「Il core vi dono」は長いので大変そうと言ったら、ペルゴレージの「奥様女中」の二重唱を紹介された。調べてみるとこれの二重唱はもっと長い。困った。
2017年9月3日(日)  「どんぐり発表会」参加。S先生(既出)の門下生の発表会にエキストラ参加。エキストラ参加が常態のようになっている。曲は、「フィガロの結婚」から伯爵とスザンナの二重唱「Crudel! perche finora」を門下生のKさんとやった。それと「Cosi fan tutte」からフィオルディリージ、ドラベッラ、ドン・アルフォンソの三重唱「Soave sia il vinto」をやった。どちらもまあまあ巧く行ったと思う。特に、「Crudel! perche finora」はオペラ講座発表会の予行演習にもなって良かった。
2017年6月18日(日)  大分県合唱祭にエキストラで出演した。以前、10年間、別府でメサイア(抜粋)の演奏会を年末にやったときに指揮をされ、また、大分オペラカンパニーの「不思議の国のアリス」のときにも指揮をされた楠本隆一先生が指導されている「響」という合唱団のバスパート補強のため、ということで同先生からお誘いを頂き、参加した。
 曲はロシア民謡の「道」と3.11地震関連の「歌の力」だった。「道」の方はメロディーも歌詞も覚えやすかったが、「歌の力」は歌詞が単語の寄せ集めのような感じで筋が掴みにくく覚えるのに苦労した。歌詞とメロディーの割りつけも日本語として少し不自然な部分もあり、歌いにくかった。久しぶりの楠本先生の指揮で合唱は、練習も含めて楽しいものだった。
2017年3月12日(日)  県立芸術文化短期大学オープンカレッジ発表会。今回は、「魔笛」から、ザラストロのアリア「In diesen heiligen Hallen」と、「コシ・ファン・トゥッテ」から三重唱「Soave sia il vento」をやった。ザラストロの方は練習でも間違っていた「Dan wandelt er」の出だしを間違えた。残念。せっかく、オペラ講座経験者コースで大分二期会の事務局長のSさんがパミーナ役をしてくださったのに‥‥。三重唱の方はフィオルディリージを愛甲先生(メゾ・ソプラノ)が「ソプラノ歌ったことがないんだけど」とおっしゃりながら見事に歌われ、すごく充実したものになった。
2017年2月26日(日) b−conオペレッタ劇場「小鳥売り」「瓜生島」出演。最初の方で、鳥かごを持って皆に見せて回る役を私と女声のMさんでやることになっていたが、Mさんが出られなくなって、結局、筆者一人でやることになった。ここは無言の演技だが、音楽の進行と演技のタイミング、そして演技が終わって合唱メンバーの側に戻るタイミングが難しかったが、後でアダム役の高田正人さんから、Goodのサインを頂きホッとした。
2016年12月24日(土)  S先生(前出)門下生のクリスマス音楽会。筆者は、Kさん(前出)と「ホフマン物語」から「舟歌」の2重唱をした。その他、合唱は、モーツァルトの「Ave verum corpus」などをやった。
2016年10月1日(土)、2日(日)  大分二期会公演「こうもり」 


以前、b−conオペレッタ劇場で最初に出演したのが「こうもり」だった。前回はピアノとヴァイオリンだけの伴奏だったが、今回は、フルオーケストラの伴奏で音楽的にも華やかだった。前回は「duiDo」のところが上手く歌えなかったが、今回はほぼなんとかなった。公演はダブルキャストで2日にわたって2回公演だった。どちらも楽しく出演できた。
 今回は、一緒に出演するN氏と、一昨年の「フィガロの結婚」の時と同様、約1ヵ月ヒゲを伸ばした。周囲の評判はほぼ良いものだったが家内からは「むさ苦しいから終わったらすぐに切って。」と言われていたので、終わった次の日に剃ってしまったら、周りの仲間から「似合っていたのに、もったいない。」と言われた。
2016年9月3日  県立芸術文化短期大学オープンカレッジオペラ講座発表会今回は、「ドン・ジョバンニ」から「La ci darem la mano」を、「メリー・ウィドウ」から「愛のワルツ」やった。前者は、希代の女たらしのドン・ジョバンニが新婚の他人の妻を誘惑するという二重唱で、Youtubeの映像を見るとかなり際どいエロチシズムの演技のものもある。お相手のIさんがかなりシャイな方だったのだが、愛甲先生が「そこで、肩を抱いて」「もっとくっついて」「どんな愛情表現やっても良いから‥」などと言うので、筆者が肩を抱いたりするとIさんが「緊張する!」とか言って、困った。しかし、本番では、緊張して1フレーズ歌詞がとんだ筆者と違って、Iさんは堂々と演技していた。Iさんは舞台度胸がある。
2016年8月7日(日)  「どんぐりの発表会」参加。大分二期会会員で音楽教室を開かれているS先生の門下生が中心になって発表会が開催された。これに、エキストラで参加させてもらった。筆者は、門下生のKさんと、瀧廉太郎の「花」を2重唱でやった。それと、楽譜作成ソフトのMusescoreの紹介として、その場で楽譜の作成とPCによる演奏、および作成していた2重奏や3重奏音楽データのフルートパートやチェロパートを抜いて演奏したものと合奏した。しかし、GPではうまく行ったのに、本番のときに、PCの操作を手伝ってくれる人が現れて、スピーカとの位置関係を変えたため、PCからの音が聴き取り難くなり、合奏がうまく行かなかった。GPと本番で違うことをやると失敗する。
2016年3月13日  オペラ「瓜生島」より「波の底には」の発表とオッフェンバックの「二人はランプに照らされて」に出演。オペラ「瓜生島」はb−conオペレッタが3年掛けて完成させるプロジェクトで、別府湾に昔あり、地震によって海に沈んだと伝えられる島を題材にしたものである。指揮者で演出家の角岳史氏によると当初このプロジェクトは2011年に計画されたものだったが、3月に東日本大震災が起きて、地震を題材にしたオペラはやや憚られたので今になったとのこと。今回は、全体を象徴する合唱曲「波の底には」の世界初演だった。現代作曲家(白樫栄子)の作品は例(木下牧子作曲「不思議の国のアリス」)にもれず拍子が頻繁に変わったり、和音も複雑で、最初とても難しく感じたが、練習を積むに従って、なかなか面白い曲と感じるようになった。本番も、気持ちよく歌えた。良いオペラになりそうである。
 「二人はランプに照らされて」はオッフェンバックの作品としては極稀にしか上演されないようである。筋書きはオペレッタとしてはありふれたものであるが、中に出てくる2つの女性二重唱はなかなか面白いもので、聴き応えがあった。合唱団としては、同じメロディーが2箇所で違う歌詞で出てくるので混乱した。
2016年2月20日  県立芸術文化短期大学オープンカレッジオペラ講座発表会当初講座最終日の2月17日に発表会を開催する予定だったが、20日に開催することになった。筆者は、「魔笛」から、パミーナとパパゲーノの二重唱「Bei Mannern, welche Liebe fuhlen」と同じ「魔笛」からザラストロのアリア「O Isis und Osiris」を歌った。二重唱の相手をしてくれたソプラノのKさんは同じ受講生で、オペレッタなどで合唱団として筆者と同じ舞台に立ったことがある方だった。Kさんの先生も、筆者等とオペレッタやオペラにソリストとして何回も出ておられる方で、今回のオペラ講座では経験者コース(音大出の人が主のコース)を受講されていて、筆者とKさんの二重唱を一度見て頂いた。
 発表会当日は、リハーサルで歌詞がとんでしまったりして、多いに焦ったが、本番ではなんとか歌えた。
 聴衆には、第九の合唱指導者で元芸術文化短期大学教授で現在同学特任教授の宮本修先生(バリトン)や、大分二期会事務局長の吉原恵子先生(ソプラノ)、今、若手のホープの新見準平氏(バリトン、前掲のフォーレレクイエムの指揮者)、そして、オペラ講座指導の愛甲久美先生(メゾソプラノ)、行天祥晃先生(テノール)他がいて結構緊張したが、宮本先生から「音程が良い」、また、新見氏から「明るい声としっかりとした音程、ドイツ語の発音も綺麗でしたよ!」との評価を頂き気を良くしている。しかし、家内からは「もっと声量が欲しい。」との厳しい評価をもらった。経験者コースの人たちと合同の発表会だったので、その人たちと比べられたら、声量は確かに足りない。もっと声量を出す練習をしなければ、とは思う。
 ともあれ、初めてのソロ、デュエット(実は非公式には、母(99才)の行っているNHK童謡教室で「椰子の実」をソロで歌ったり講師のW先生と「ホフマンの舟歌」をデュエットしたりはしている)でステージに立ったが、とても楽しいものだった。
2015年10月17日  フォーレ「レクイエム」、「ラシーヌ雅歌」。大分中央合唱団の定期演奏会で、後半のプログラムとして「レクイエム」を演奏するについて、エキストラを募集していたので参加した。この合唱団の指導者は県立芸術文化短期大学特任教授(元同大学教授)の宮本修先生で「大分第九」ではいつもお世話になっている先生であり、私と同年齢ということもあり親しくさせて頂いている。
 この合唱団は先生の指導が良いのかなかなかレベルが高く、過去にも、モーツアルトの「レクイエム」をやるなど、意欲的な取り組みが多い。
 フォーレの「レクイエム」は、一見(一聴?)単純そうに思ったが、実際は結構複雑なハーモニーが多く、意外と難しかった。良い経験になったし、レベルの高い団員と一緒に歌えたのは楽しかった。
 「ラシーヌ雅歌」はフランス語なので歌詞でてこずった。メロディーが美しく、演奏会が終わった後も無意識に心の中にメロディーが浮かびあがってくる。
2015年10月7日
〜2016年2月17日
 県立芸術文化短期大学オープンカレッジオペラ講座初心者コース。2016年2月17日まで、8回のコース。最終日は発表会を行うとのこと。筆者は、「魔笛」のパミーナとパパゲーノの二重唱「Bei Mannern, welche Liebe fuhlen」をやりたいので受講することにした。この曲は全体に音域が高く、筆者としては1オクターブ下げるとちょうど良いのだが、指導の愛甲先生にそのことを言ってみたら、ニコニコしながらきっぱり「ダメです!」と言われてしまった。二重唱の相手をしてくれるソプラノの人が現れてくれるとありがたいのだが‥‥。この二重唱がダメなら、同じ「魔笛」からザラストロのアリア「O Isis und Osiris」を考えている。こちらは音域的にはちょうどよい。
2015年8月10日  ギターとギター、フルート、チェロの二重奏。音楽友のN氏の友人の友人のYさんはギタリストなので、Yさんのギターと筆者のギター、フルート、チェロで二重奏を試みた。曲は「シューベルトの子守歌」を二重奏用に編曲したもの。ギター二重奏の第1ギターと他の二重奏のギターパートはYさんが作成し、第2ギターとフルートチェロのパートは筆者が作成した。
 実際に演奏してみるとなかなか楽しいものだったが、筆者が取換引換楽器を持ち換るので、忙しな(フルートは簡単だがギターやチェロは持ち換えに時間がかかる)かった。Yさんには筆者のバタバタに付き合って頂き申し訳なかった。こういう経験はなかなかできない。
2015年5月6日 「第5回チルドレンチャリティー歌踊芸能祭」という催し物にチェロアンサンブルで出た。筆者のチェロの先生が「偶然出ることになった。」ということで、先生と弟子4名で「おお牧場はみどり」、「花(瀧廉太郎)」、「椰子の実」、「夏の思い出」を演奏した。他の演目からかなり浮いていたようだが、皆さんちゃんと聴いてくれたようだった。お客さんに高齢者(筆者も高齢者だが)が多かったので、唱歌がなじみだったのだろう。
2015年3月8日 伯爵令嬢マリツァ」に出演。今回も練習が少なく、舞台で踊る部分の振りが最後まであやふやだった。それと、あまり難しくないある一箇所の音程がとれなくて誤魔化してしまった。心残りである。その代わり、難しいところは巧く行った。ゲネプロで失敗したところも巧くできた。何時もながら、プロのソリスト達の観客に訴え掛ける力には圧倒される。今回はジプシーヴァイオリンの古館由佳子さんが参加され、素晴らしい演奏を聴かせて頂いた。懇親会のときに筆者のチェロの話や自作の2重奏の楽譜の話などができて面白かった。
 b−conオペレッタ劇場では、来年から3年掛けて大分の民話の「瓜生島」をオペレッタにして少しづつ披露しながら、3年目に全編上演する計画とのこと。
2015年1月9日,10日 フィガロの結婚」に出演。モーツァルトの有名なオペラである。このオペラはモーツァルトのオペラの中では長い方であるが、合唱の出番は少ない。1幕「Giovani liete」、3幕フィナーレ「Cantiamo lodiamo」「Amanti costanti」と4幕フィナーレ「Corriam tutti」。4幕の「Corriam tutti」は本来ソリストの合唱だが、今回の演出では合唱団全員も参加する形になっていた。その他に、無言だが3幕始めの伯爵のアリアのところで男性合唱団が演技をするようになっていた。4幕フィナーレの「Corriam tutti」が一番難しかったが、全体を通して楽しくやれた。練習時もソリストのアリアや重唱を何度も聴けて良かった。最後のソリスト達の「tutti contenti」の合唱は取分け美しい。9日の伯爵夫人は息子の小学校・高校の同級生だし、その父君は元私の職場の同僚で、家内などは「真紀子ちゃん々々」と呼んでいたが、素晴らしい歌手になっていたので特に感慨深かった。合唱で私とペアになった花娘II役の田島安有美さんは、演技で巧く私をリードしてくれてとても楽しく演技できた。9日は偶々、私の69歳の誕生日で、良い記念になった。指揮者、演出者とも素晴らしいリードで楽しかった。
2014年10月19日 大分オペラカンパニー創立5周年記念公演『不思議の国のアリス』に出演。このオペラは現代作曲家のものであり、和音、メロディー進行、拍子の変化、それに二重調性‥‥どれをとっても素人には難しいものであった。例えば、拍を例にとってみると、

 なん(付点8分音符)に(16分音符)も(8分音符16分音符タイ)た(16分音符)
 べ(16分音符)る(16分音符)ひ(16分音符)ま(16分音符)

などは、日本語の「たべるひま」の「た」が小節の最後に来て、「べ」が次の小節の最初になっているなど、翻訳でない日本語オペラとは思えない歌詞割りで、歌い難いこと甚だしい。また、1フレーズごとに半音上がる部分や、女声は変ホ長調、男声はハ長調などの二重調性の合唱など。とにかく、練習量も非常に多く、特に、男声合唱部分に難しいところが多く、補充の練習も数回。おまけに筆者は「陪審員1」として、プロの歌手(いつも教えて頂いている先生だが)のソロに続けてソロで歌う部分があったりして、かなりプレッシャーもあった。
 それでも、なんとか(ミスはいくつかあったが)本番を終了して、指揮者の先生から、半分お世辞もあろうが「(ソロのところ)上手くいきましたね」と言われて、ややホッとした。とにかく、こんな難しいオペラは初めてだったが、良い経験になった。それと、オペラの作曲意図などについてプロ歌手や指揮者と色々と話したのも初めてだったので筆者にとっては有意義なものとなった。
 この公演については、オーケストラが舞台奥に配置されて出演者からは指揮者が見えないので、舞台前端に3台のモニターを置いてそれに指揮者を映した。機材は出演者の一人のM氏が提供してくれたが、M氏はマニュアルを見ても使い方や接続方法が解らないということで、筆者が色々とアドバイスして接続ケーブルなども用意した。本番では巧く動作してホッとした。
2014年9月29日 チェロ4重奏。筆者のチェロの先生の発案で、先生のご兄弟がやっておられる高原のカフェで、先生の弟子2人+筆者+先生でチェロ4重奏の会をやった。練習不足でついて行けないところもあったが、面白かった。次回はちゃんと奏けるようにしておかなければ。
2014年3月9日 b−conオペレッタ劇場コンサート『蘇る浅草オペラの世界』に出演。今回は、ガラコンサートに近いものになった。後半は「Boccaccio」の有名なアリアなどを並べたもので、聴き応えのするものではあったが、物語が無いので少し物足らないものであった。角先生によると、次回は、やはりオペラ/オペレッタをまるごとをやるとのこと。
2013年4月26日 ドルチェペーラ第一回公演『愛の妙薬』」に出演。この公演はb−con「魔笛」の練習のときから予告されていたが、3月になってやっと具体的な話になり、練習が始まった。2ヶ月に満たない練習期間で、合唱団の中心は、女声は県立芸術文化短期大学の声楽科の学生さん、男声は同大学の声楽科以外の1年生だったが、どちらもかなり前から練習を開始していて、我々「おやじ組」が参加したときはほぼ皆さん出来上がっていた。「おやじ組」は始めと終わりのところだけ歌えばよいとのことで、あとは演技要員でよいとのことだったが、筆者としては出ていて歌わないのは悔しいので、歌えそうな所は自分で練習してCDに合わせて歌えるようにした。特に、ffになっているところは、一人でも多く歌った方が良いと思い、出来る限り歌えるようにした。練習期間が短く、歌えない所も残ったが、かなり歌えたと思う。参加した「おやじ組」は全員「楽しかったが、不完全燃焼の感は否めない。もう一度十分な練習期間を取ってやりたい。」と言っている。
2013年3月3日 b−conオペレッタ劇場『魔笛』」に出演。4ヶ月足らず前に二期会「魔笛」に原語で出演したが、今回は歌詞も日本語なので勝手が違う。2幕フィナーレに結構複雑な動きがあって、歌との並行作業に苦労する。
2012年11月23日 大分二期会『魔笛』」に出演。本格的なオペラの練習と舞台を経験できた。苦労したが充実した練習と舞台だった。一つ、失敗をした。を舞台では眼鏡はずすことになっていたが、1幕と2幕の間の休憩に眼鏡を掛けたのを忘れて(体の一部みたいになっているのにで全く気が付かなかった)そのまま舞台出た。一番目立つ2幕の冒頭、ザラストロのソロが始まって気がついた。それからが、素人の悲しさ・・・。慌てて眼鏡をはずしたので、ポケットの無い衣装で隠し場所に困った。手に持っていたので、歌っているときに両手を前に出す動作があり、非常に困った。眼鏡は掛けたままの方が目立たなかったと思う。(後で、DVDを見たらほとんど目だっていなかったが)
 魔笛の中で歌う「僧侶の合唱」があまりに良かったので、また歌いたくなった。筆者は一般の合唱団に属していないので実現できなかったが、大分の老舗男声合唱団の「豊声会」の会長のN氏(第一テノール)と団員のT氏(第二テノール)そして筆者(バス)の3重唱でやってみよう、ということになり、伴奏はオペレッタでご一緒したMさんを引き込んで「O Isisの会」などと称して、重唱をしたりした。これが後にオペラ講座を受講する萌芽になった。
2012年6月21,28日、7月5日 大分県立芸術文化短期大学公開講座「指揮・理論・作曲を学ぼう」指揮コース」を受講。基本の基本のみだったので、もう少し時間をとってやってもらえるとありがたい。
2012年3月2日 芸術文化短期大学創立50周年記念オペラガラコンサート」に出演。難曲ヴェルディーのレクィエムのリベラ・メで苦労する。かなり大変だった。
2012年2月19日 オペレッタ「メリー・ウィドウ」に出演。ソリストとのかけあいが難しかった。有名な「ヴィリアの歌」、「メリー・ウィドウ ワルツ」その他の歌としてまとまりのある部分は比較的やりやすいが、ソリストとのかけあいは難しい。演技に注意が行っていると、歌がおろそかになる。演技が様にならないし、ソリスト達の演技のすごさが実感された。
2011年2月27日 オペレッタ「天国と地獄に出演。酒を飲んで浮かれまわるシーンでヴェヌス役のの田村佳奈先生と絡んだり、筆者が持っていった泡盛の焼き物のの1升甕をユリディス役の針生美智子さんに使って頂いたり、eee-PC901を舞台の小道具に使ったり、面白かった。
2010年5月16日 広島で開催された「千人のチェロコンサート」」に出演。本番は、練習のときと全く違う速さ(速い!)で全くついて行けない曲もあったが、面白かった。
2010年3月21日 オペレッタ「こうもり」に出演。これは、コーラスもさることながら、舞台でウィンナワルツを踊るところがあり、苦労した。また、練習にも途中からの参加だったので苦労したが、舞台での演技は良い経験になった。
2009年11月29日 オペラガラコンサートに出演。
2005年11月27日 演奏会形式の「カルメン」に合唱団として出演。演奏会形式といっても,ほとんど,実際のオペラ公演に近かったので,良い経験になった。
2005年6月12日 大分交響楽団ファミリーコンサートで「あなたも指揮者コーナー」というのがあった。事前に地元紙に「アルルの女第2組曲の一部を会場の聴衆の希望者から抽選で選ばれた人に指揮してもらう。」とあったので、ミニスコアを買って、

  • 素人もよく知っている曲。
  • しかし、弱拍から始まったり、途中でテンポが変わったりして、ちょっと落とし穴がある。

という条件で調べたら、「ファランドール」がまさに、その条件にぴったり。一週間、CDを聴きながらスコアを見て、キーポイントを覚えた。当日、応募したら運良く当たった。筆者の他に小学1年生くらいの男の子と中学生の女の子。男の子と中学生の女の子の場合は、無理もないことだが「指揮棒はオーケストラの音に合わせて振る。」と思っていたらしく、なかなか振り始めないので、音楽が始まらなかったし、段々遅くなった。
 さて、指揮をしてみての感想だが、棒を振るとオーケストラから音が出るというのはものすごく面白く、筆者が調子に乗って予定を超えて振り続けるので、本職の指揮者が慌てていた。めったにできない経験ができた。記念に指揮棒と色紙をもらった。
 後日,当日のDVDがあるというので購入した。自分の指揮ぶりを見ると,空振り2回で(4拍子の3拍目から)一応巧く始まっているが,・・・ウーン・・・何と言ったらよいか。

2004年12月 別府市民交響楽団+別府市民合唱協会により10年間続けられた,メサイアの演奏会が,休止となった。第1回から参加してきた筆者としてはとても残念。
2004年6月5日(土)から
26日(土)まで
毎週土曜日
県立芸術文化短期大学の「開けてビックリ!'アイネクライネ'」という公開講座を受講しました。これがとっても面白かった。


 私が独断と偏見で選んだ名曲リストです。クラシック音楽に少しでも興味を持って頂ければ幸いです。

 ここ数年、合唱にも引き込まれています。これは、長男が行った中学が合唱の盛んな学校(校内の3年間の合唱コンクールの録音をCDにして卒業後に配布してくれます。)で、日曜日の授業参観がたまたま音楽の授業に当たっていて、合唱も面白そうだと思ったことと、大分高専教授のW先生にひょんな所で私の音楽好きを知られて、「大分第9を歌う会」に誘われたのがきっかけです。もともと、楽器の方が好きで、合唱は全くやったことが無かったのですが。現在は、NPO法人おおいた第9を歌う会会員です。NPO法人第9を歌う会は、2017年にそれまでの「大分第九を歌う会」を組織改編してNPO法人として新しく出発した団体で、2017年12月一回演奏会をグランシアタで成功裏に開催しまた。
 私の音楽に対する態度は、音の並びや音の重なり、動きの与える感覚を楽しむ、といったものですが、人それぞれ色々な聴き方があります。私の知人の一人は、音楽をものすごく「精神的に聴く」あるいは「精神性を重んじて聴く」タイプてす。それも、一つの大きな聴き方の流れですね。

 フーガの技法もそうであるけれど、楽譜を見ながら聴くと、改めて色々な発見があり、興味深い。

 

現在持っている楽譜(スコア、ピアノ/チェンバロ/オルガン譜、)

(full)はフルサイズスコアを表す。(mini)はミニスコアを表す。

[J.S.Bach]
 平均律クラビア曲集1巻、2巻、A.M.Bachのためのクラビア曲集、インベンションとシンフォニア、イタリア協奏曲、
トッカータ第1(ハ長調)(mini)、第2(ニ短調)(mini)、第3(ホ長調)(mini)、パッサカリア(ハ短調)(mini)、カンツォーネ(ニ短調)(mini)、アラブレーブ(ニ長調)(mini)、パストラーレ(ヘ長調)(mini)、トリオ(ニ短調)(mini)、ビバルディーに基づく4つの協奏曲(オルガン独奏)(mini)、幻想曲とフーガト短調(mini)、前奏曲とフーガハ長調(mini)、前奏曲とフーガヘ長調(mini)、前奏曲とフーガト長調(mini)

バイオリン協奏曲第2番ホ長調(mini)、管弦楽組曲第2番(mini)、フーガの技法(mini)、ブランデンブルグ協奏曲1〜6番(mini)、2台のチェンバロのための協奏曲ハ長調(mini)
[W.A.Mozart]
 交響曲第40番(mini)、交響曲第41番(mini)、アイネクライネナハトムジーク(mini)、オペラ「魔笛」(full)、オペラ「コシ・ファン・トゥッテ」(full)、オペラ「フィガロの結婚」(full)、レクィエム(mini)、ピアノソナタ5曲など
[L.V.Beethoven]
 交響曲第3番(mini)、交響曲第5番(mini)、交響曲第6番(mini)、交響曲第7番(mini)、交響曲第9番(mini)、三重協奏曲ハ長調(full)、合唱幻想曲(full)、ピアノソナタ5曲
[F.Schubert]
 交響曲第8番「未完成」(mini)
[G.Verdi]
 椿姫(full)
[J.Brahms]
 交響曲第1番(mini)
[G.F.Handel]
 メサイア(mini)
[J.Haydn]
 ピアノソナタ5曲
[G.Bizet]
 カルメン組曲(mini)、歌劇:カルメン(full)、組曲「アルルの女」(mini)
[G.P.Telemann]
 フルート組曲イ短調(mini)
[M.Ravel]
 ボレロ(mini)
[J.StraussII]
 オペレッタ:こうもり(Vocal Score)
[F.Lehar]
 オペレッタ:メリーウィドウ(Die Lustige Witwe)(Vocal Score)
[B.Smetana]
 交響詩「モルダウ」(mini)
[G.Donizetti]
 歌劇:愛の妙薬(mini,インターネットからのダウンロード)
その他
ギター曲集、ギター小品集、フルート小品集、唱歌、童謡などなどです。楽譜を見ながら曲を聴くのは色々と発見があり楽しいものです。
 最近は、クラシックのMIDIデータのサイトも楽しませてもらっています。


天体観望

 研究室の大学院生だったI君に25cmニュートン反射望遠鏡で星を見せてもらったのがきっかけで、魅せられてしまいました。私は、乱視の近眼なので夜空を見上げても、星はにじんだ光の斑点にしか見えなかったのですが、そのときには、「星は皆太陽だ」という、頭の中だけで知っていたことを、「星は、キラキラ輝いているというより、ギラギラ燃えて自己主張している、正に太陽だ」という実感を伴った再認識をしたものです。たしか、シリウスが視野に入っていたのではないかと思います。その後、15cmドブソニアン(写真と説明)を自作して星団や惑星を見ていますが、夜空は、単なるにじんだ光の班点の集りでなく、星団や星雲など変化に富んだものの集りであることを感じています。また、佐賀関にできた60cmニュートン/カセグレン望遠鏡犬飼の40cmリッチークレチアン望遠鏡も見せてもらいましたが、なかなか楽しいものです。また、HST(ハッブル宇宙望遠鏡:望遠鏡を人工衛星として地球周回軌道にのせている)の画像もときどき見ます。一部の写真について、解説を英訳したものを掲載します

 いずれ、私個人としても30cm級のドブソニアンを作って見たいと思っております。

 上記のように言っておりましたが、どうも忙しすぎて自作が困難なのと、円高で輸入品が安くなったので、出来合いの30cmのもの(写真と説明)を購入致しました。

 4cmφ屈折望遠鏡作ってみました(2002/09/01)。

 15cmφドブソニアンの三脚作りました(2002/09/23)。

星空観望記

(時間逆順です)

○佐賀関海星館での観望記はこちら

1999年3月3日卒業研究発表会の練習に付き合ったりして忙しくしていて、惑星大集合について忘れてしまっていたら、夕方、千葉在住の私の恩師の一人から電話が掛かってきて「今、西の空を見ていいて、金星と木星は分ったが土星と水星が分からない。君なら知っているだろうと思って電話した。」とおっしゃる。慌てて、屋上にあがって見たが、大分は千葉よりも日没がかなり遅く、金星しか見えていなかった。wwwの星写クラブのページを見て、電話で位置をお知らせした。ただし、「水星は多分見えないと思う」とお伝えしたのだが、土星はこちらで考える以上によく見えているようで、「土星があると思しき位置に木星に近い明るさの星があるがあれが土星だろうか?」とおっしゃる。その後、双眼鏡(12×5cmφ)を持って屋上で良く見ると、木星の右下に水星が見えた。実は、水星は初めて見た。肉眼では、地平近くの霞に遮られて見えないが、双眼鏡で見るとはっきり見えた。よく、知らせて頂いたと、恩師に感謝しながら見ていると、同僚の先生も上がっておいでになり、いっしょに雑談しながら見た。夜、家に戻ると、空は既に雲がかなり掛かっていた。

1998年11月18日獅子座流星群を見に、午前3時に起きて団地の北の造成地に行ってみたのですが、上空は雲に覆われてだめでした。北の方の空が見えていたので、大分川河口にあるホーバー基地まで行ってみましたところ、午前4時前というのに大勢の人が流星見物に来ていました。しかし、ちょっと残念なことに流星自体は数が少なく、私が見たのは4個でした。その内の1個は、視界の端から端まで、3秒くらい走った大きな火球でした。以前、冬に家内の里(津山市の近く)で見た流星群でも大きな火球を見ました。流星群の場合、大量に流星が無くてもこの火球が現われ易いのが興味あるところです。

1997年10月15日土星が午前0時ころに南中する時期で、土星が見頃です。大学の屋上に15cmドブソニアンを据えて土星と木星を見ました。土星はいつ見ても神秘的です。

1997年3月30日、31日と毎夕、ヘール・ボップ彗星がすばらしい姿を見せてくれています。双眼鏡で見ていると、目を離すのがもったいないような気にになり、いつまでも見てしまいます。

1997年3月24日19時過ぎ、ヘール・ボップ彗星を見ました。暗くなるにつれて、尾が長く見えてすばらしい眺めでした。

1997年3月23日5時過ぎ、再びヘール・ボップ彗星を見ました。北東の空は、薄雲がありましたが、なんとか見ることができました。

1997年2月18日6時過ぎ、ヘール・ボップ彗星を見ました。既に、東の地平線が白んでいましたが、双眼鏡(12×50mm)でよく見えました。百武彗星より、頭部がはっきりして彗星らしい形に見えます。目が良い人なら肉眼でも見えると思います。こんどは、15cmドブソニアンを持って行って見ようと思っています。

1996年3月は、第2百武彗星が見えるはずですが、天候が良くないのと、忙しいのとでまだ見ていません・・・と言っていましたが、3月25日23時過ぎから26日1時過ぎまで、雲が切れ見る事ができました。双眼鏡(5cm、12倍)で見ると、空から地球に向かって落ちてくるように見え、ちょっと不気味な感じでした。さらに、4月4日の20時過ぎにも自宅の庭から見ることができました。今度は、北西の空に落ちて行くように見え、薄く長い尾が見えました。

1995年10月13日午前0時ころ、天候が良いので土星を観てみましたところ、環がほとんど真横になっており、ちょうど、「串刺し」の状態に見えました。月面もきれいに見えました。天体観望には良い季節になってきました。

1994


石仏(特に磨崖石仏)

元町磨崖仏(薬師如来,3.8m)

 大分県には、有名な臼杵石仏の他に大分市内にも、大分市外(普光寺磨崖仏、天念寺磨崖仏の写真、追加しました)にも多数の磨崖石仏があります。磨崖石仏がこれほど多い県は他にありません。岩や崖から生まれ出たような磨崖石仏を見ながら、それを作った人の心に思いを巡らせると、不思議な感動に打たれます。

 磨崖石仏は、それが地球表面に置かれているのではなく、「地球から生えている」感じが人工物と自然物の中間的存在のような感じがして面白いですね。

 ただし、仏教徒というわけではありません。また、「第9を歌う会」では、「vor Gott, vor Gott !!(神の御前に、神の御前に・・・)」と、また、メサイアでは、「ハレルヤ!ハレルヤ!」と心を込めて歌いますが、キリスト教徒でもありません。無宗教です。

 なお、磨崖石仏についての知識は、渡辺克己著「豊後の磨崖仏散歩」(双林社)による。


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