リモートスイッチの分解

2022/01/23

リモートスイッチモジュール基板を使って作ったリモートスイッチが動作しなくなった。電池を入れると先端のLEDが点いたままになる。


分解する手掛かりが無いように見えたが、電池ホルダーを取り出すと


見える白い部分()を押すと、表シート(粘着シートになっている)が浮き上がるので剥がすことができる。表シートを剥がすと

なんだかスイッチの接点だらけだが、恐らくリモコン用の汎用の基板なのだろう。

止めてある3個のネジを外すと基板が取れる。機能の殆どは中央上のICが担っているようだ。ディスクリートパーツは左の隅にある。



は多分アンテナ。LR433T2の刻印があるパーツが水晶振動子で発振周波数は433MHzのようだ。LEDは本当に単なるLEDで赤外線LEDではないと思われる。
 故障は薄っすらとR25と刻印がある(プリントパタンにO2と印刷されているパーツ多分トランジスタ)らしい。虫眼鏡でよく見ると黒くなっている。これがショートしているのではないか。



このスイッチはテレビの外付けのスピーカ用アンプに使っているので、壊れるとテレビのON/OFFの度にアンプの所まで行ってスイッチ操作をする必要が生じて不便だが、幸いなことに2セット持っていたのでストックしてあったものを探し出して使ってみたらそのまま使えた。このリモートスイッチモジュールの受信機は再生型の受信機で感度は良いが分離度が低く、発信機の周波数が多少変っても問題なく働くのが利点でもあり欠点でもある。今回は利点となった。

このリモートスイッチモジュールのストックは、最初にこのモジュールを購入したときに、予定の配達日までに届かなかったので販売元にメイルを出したら、再発送してくれたものだ。再発送後、数日したら最初注文した品が届いたので販売元に再発送したものを送り返そうと連絡したら、返品しなくてよいとのことだったのでストックとして取っておいたものだ。「怪我の功名」か。

「作る‥‥壊す」にもどる。