スターファインダーについては(312mmφF=4.8)はこちら
私の15cmφドブソニアンは、主鏡と斜鏡が組みになったキットで、\35,000位だったと思います。買って1年位経ってやっと時間がとれて作りました。最初は、主鏡を締め付けすぎて乱視ぎみだったのですが、締め付けを緩めて、光軸を調整したら、土星もきれいに見えるようになりました。最初に製作したものは、重量バランスが悪く、主鏡の下にかなりの重りを付けていましたが、水平軸の取り付け位置を変更し、垂直軸に8個のベアリングと摩擦板を付けてスムーズに動くようにし、開放型を鏡筒型(主鏡、斜鏡メンテのため、一部を取り外せる)にする改造をした結果現在の形になりました。2002年9月に三脚をつくりました。
ファインダーは、望遠鏡の店で、中古品(多分売り物でなかった)があったのを無理を言って安く譲ってもらいました。
望遠鏡の手作りについては、例えば、「望遠鏡を作ってみよう」というサイトがありますのでご覧ください。このサイトの方は、口径53cmの反射望遠鏡の主鏡から自作されています。
15cmのドブソニアンといえば、ドブソニアンとしては小口径の部類にはいります。通常は、25〜30cmくらいのものが多いようです。また、比較的短焦点(F=5〜6)の明るいものが多く、暗い星雲や星団を比較的低倍率で(写真やCCDカメラでなく)直接目で見るのに適しています。
ドブソニアンは、自動追尾装置が無いわけですが、そのため、高倍率にすると地球の自転により、視野の中の星があれよあれよと言う間に動いて行って視野の中から消えて行くということになります。これは、不便なのですが、逆に、地球の自転を非常に明確な形で実感することになります。