2022/10/16

10月16日、津山からの帰りの中国自動車道(下り)で前代未聞の事態に陥った。本村PAの少し手前を走っていたら床下でゴン、ゴンッと音がした。何か踏んだかと思ってバックミラーを見ると、5〜6cmの直径の丸いものが路上を跳ねながら転がって行くのが見えた。後に自宅に戻って後方ドライブレコーダを確認したら外れたパーツ(テンショナープーリー)が映っていた

 間もなく、エンジンから異音が聴こえてきた。ただ事では無いと思った。幸い、下り坂だし交通量も非常に少なく本村PAが近かったので少し走ってニュートラルにして本村PAにたどり着くことができた。
 PAに入ってボンネットを開けてエンジンを掛けて見るとキュルキュルと音がする。補機ベルトから出ているようだ。とりあえずJAFに電話して40分ほど待って見てもらうとベルトテンショナープーリーが脱落していることが判明した。
 JAFにより大分まで車を搬送してもらい、行きつけのディーラーに運んでもらった。ディーラーで車体を持ち上げてみるとようにブリー軸の取付穴だけになっていた。

 この車は5月に車検を受けたばかりなので、この故障は有り得ない。ところが、車検の時の記録を見ると、ファンベルト交換のときにプーリーをいじった記録があった。恐らくこの時に取付ボルトの締め付けが甘かったのだろう。
 今回の事態に至るまでに、既に7000km位は走っている。もっと悪い環境で脱落が起きていたらどんな事故になっていたか判らない。ゾッとする事態だった。
 そのことを車検を依頼したディーラーに告げたら、無償で修理してくれたが、組付け不良による重大障害は以前にもあった2度もこんな目に遭うとは‥‥。

「車」にもどる。